無料ブログはココログ

« うそについて | トップページ | ねんざさんのお守り »

2012年4月 3日 (火)

幽霊さがしin山の中

友人Aは“絶対いる”って言い張る。

友人Bは“いるかもしれないけど、見たことないしな”って現実主義である。

友人Fは“霊感は強いんだよね。たまに感じる”とスピリチュアルな発言。

私は完全否定派です。

友人Hは《AKBとホロと人妻AVしか信じない!》と。哲学者です。

居酒屋で飲んでて幽霊の話題になるのはよくあることですが
実際に検証しようなんて思わないのが普通です。

もちろんその夜はお酒も飲んでたし誰も本気にしてはいませんでした。

ところがよせばいいのに友人Aが“明日見に行こう”なんて言い出しやがって
それにつられて他の人間も“行こう 行こう”と盛り上がっって。

結局次の日の夕方に集合する事が決まり、その夜は解散しました。

約束の時間になりいつもなら遅れてくる連中が、よっぽど暇だったのか
みんな集まってます。
Bなんか彼女同伴でやってきました。

とりあえず私達は車2台に分乗し出発しました。

AとFと私はAのタバコと芳香剤の臭いが入り混じった白のステップワゴン
に乗り、Bとその彼女とHはミッキーとミニーとアヒルのぬいぐるみが乗ってる
黒のワゴンRに乗り込んだのです。

Hがなぜそんな気の利かないことをしたかと言うと。

“○○が運転するの~~heart01” “でも山道だから危ないし~~coldsweats02
“B君は横で○○のナビするの~~search” “でも道がよくわからないから~~bearing

2人の酔っ払ったようなやり取りを聞いていたHは、仕方なくネズミとアヒルの
ぬいぐるみが転がってるワゴンRに乗り込み、迷ったときの保険役を
つとめることになったのです。

ゾンビに食われちまえ!って思ったけど、確かにBは地元じゃないから
脇道や山道に入ってしまうと迷ってしまうかもしれない。

11月の始めだったと思う。
長野の晩秋はとっくに深まり、夜になるとすっかり寒くなる。
おまけに山の中ともなると、湿気を含んだ冷気がかたまりとなって
体にのしかかってくる。

今から行こうとしてるのは、山奥にある無人となった集落跡である。
誰が言い出したのか知らないけど殺人事件があったとか、悪い病気
が流行って全滅したとか。

夜になると明かりが灯ってる家があったり、人の泣き声がする小屋が
あったり、写真撮ると見知らぬ人が写ってたりとか噂では聞いたことあ
るけど、実際に見聞きした人はいない。

私達は、コンビニでそれぞれ食べ物や飲み物を買うと午後9時過ぎに
出発した。

目指す集落は、今私がワンピのナミさんのフィギュアが入ったチョコを買った
コンビニから車で1時間程かかる。
夜の山道なのでもう少しかかるかもしれない。

しばらく見えていた町の明かりもだんだんと小さくなり、農道から小道へ、
さらに山道を登るころになるとか細く揺れて点々と見下ろせた。

やがて舗装は途切れ荒々しい林道へと変わる。
見えるのはヘッドライトに照らされた曲がりくねった砂利道だけ。
周りは黒々とした山のかたまりが見えるだけである。

最初はくだらない笑い話で盛り上がっていた車内も、Uターンするにも
困難な細い山道を走り続けるうちに、すっかり静かになった。
タイヤが無機質に地面を叩く音が聞こえてくるだけである。

Aは後ろからくるBの車に注意しながらゆっくりと走った。

途中後ろから激しくヘッドライトを上下させるBの車に気づき停車して
降りて行くと、Bの彼女がトイレに行きたいらしい。

男ならそのへんの道端で済ませればいいんだけど、女性はそうはいかない。
かと言ってこんな所に都合良くトイレなんてあるはずも無いし。

Bは懐中電灯を照らしながら道から少し入った林の中へ彼女を連れてった。

ホラー映画ならここで手に斧か刀を持った殺人鬼が現れる所だけど
現実にはそんなもの出てきたりはしない。

出るとしたら鹿か熊かタヌキぐらいのもんだろう。
しゃがんでるところにクマさんがヾ(* ̄ ̄ ̄ ̄▽ ̄ ̄ ̄ ̄*)ノこんばんわ♪
したら恐いだろうけど。

用を足した彼女はBと一緒に車に戻ると“○○!つかれた~~sign03

BもBでHに運転を頼み込むと2人で後部座席に乗り込んだ。

後日Hにその時の事を聞くと、彼は怪しく目を光らせて
“ジェイソンの気持ちがよ~~~~くわかった”とつぶやいた。

それからしばらく車を走らせると右に折れる割と広めの道を見つけた。
今走ってきた道と明らかに違うのは、道であることはわかるものの
深い草で覆われ長い間、人が立ち入った形跡が見えないことだ。

それでも車で走ることは可能に見える。

Aは行く気満々で草に覆われた悪路を強引に走りだした。
霊感があるとか言ってたFも別に何も言わない。
後ろの車も蛇行しながらついてきている。

そんな時ヘッドライトは木と草に囲まれ廃墟となった民家を照らし出した。



ところで来る途中の車の中で河童の話が出た。

Aがまだ幼かった時に経験した不思議な体験である。

ある日大雨が降って近くを流れる天竜川が灰色に変わり盛り上がった
水位は濁流となって唸りをあげていた。

Aは祖母と家にいたらしいが、たまらなく川に行きたくなったらしい。

しきりに川へ行きたがるAに祖母が言った。
「Aは河童に魅入られのかもしれんから、川へは行ってはダメだ!
 河童はお前のような子供を川に誘うんじゃ」って。

外は降りしきる雨である。一旦は大人しくしてたAだったが、そのうち
居ても経ってもいられず玄関の傘をつかむと外へ飛び出そうとした。

その時ふと後頭部の髪に違和感をおぼえた。
何かかたまりのようなものが、くっついてるように感じたAは急いで
祖母の所へ行くと頭の後ろを見てもらった。

そこには小指ほどの太さに髪を束ね、まるく1回転ひねったものが
あって祖母に言わせると、それこそが河童に目をつけられた証拠らしい。

気持ち悪くなったAは、外に出るのをあきらめた。

Aがいい大人になっても、世の中には説明できない不可思議な事がある
と信じているのはこの時の体験からきているんだってrain

Fantasy_018

河童って言えばこんな奴だよね(*^m^)

背中に甲羅背負ってて頭に皿があって。

キューリが大好物で、河原で出会ったら
怖がらずにキューリをあげると、喜んで川に
帰って行くらしいって・・・

うちのばあちゃんが言ってたo(*^▽^*)o


話をもとに戻すと、実はこの後になんとも言えない奇妙な経験をしたんだけど
眠くなってきたのでここで寝ます。



« うそについて | トップページ | ねんざさんのお守り »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ねんざさん、今日も面白いお話だねshine
早く続きが見たいな~note
私は、幽霊いると思うよwink

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1654783/44733455

この記事へのトラックバック一覧です: 幽霊さがしin山の中:

« うそについて | トップページ | ねんざさんのお守り »